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当社では、新築の屋根工事、屋根板金工事の他、雨漏り修繕や瓦のズレ、屋根の葺き替えなどの修繕業務を行っています。例えば、雨漏りでご依頼いただいた場合、瓦が割れているという風に原因がピンポイントであればとてもわかりやすいのですが、台風の吹き返しの雨風が原因の場合、通常の雨では漏れない箇所から雨漏りが起きることもありますし、築30年で初めて雨漏りしましたという場合は、外壁やサッシまわりも関係してくるということも考えられます。

屋根や雨樋など、外に関することに原因があり、当社で対応できる内容、例えば樋に何か詰まっているという状況であれば、そのまま詰まりを取り除いたり、外れているパイプを直したりと対処させていただきますし、対応外のことに関しましては、お施主さんにご相談させていただくという形をとっています。また、当社の施工範囲、彦根市を中心とする長浜市や東近江市は、雪も多い地域です。雪止め金具の取り付け等の落雪対策や雪で瓦がずれたというトラブルに対する対応も行っております。

HPを見てご連絡をいただいた場合、例えば「葺き替えを考えている」ということでしたら、ご住所や氏名、電話番号をお聞きして、まず一度お互いの都合の良い日時に現地調査にお伺いさせていただくことになります。そして、現地調査から通常、1週間程度で御見積もりを持って再度お伺いしています。

現地調査で何をするのかといいますと、工事範囲は勿論ですが、車を停めるところやレッカーを停めるところがあるかどうか、トラックの横付けは可能か、またレッカーが入る場合その下の土地や道路が陥没しないかどうか、電線がどう張られているか、カーポートがあるかどうかという点も詳しく調査していきます。例えば屋根の葺き替えの場合、レッカーの使用が可能であれば、日程の短縮に繋がるというメリットがあります。1週間かかるとどうしても間に雨の日が入ってしまう可能性が高くなりますが、2,3日で終了するのであれば、上手く行けば雨の日に当たらずに防水紙を貼るところまでは可能になるかもしれません。一概に、この広さなら幾らと表記しないのは、現地調査をしっかりと行うことで、最初の見積もりから金額が不要に上昇することを避けるためでもあります。


葺き替えの場合、瓦の種類によって家のイメージは大きく変わりますので、その辺りのご相談もお受けしています。ここは、当社がこだわっている点です。瓦と一口に言っても、値段に応じていぶし瓦、一文字瓦…予算に応じて陶器の和瓦、とにかく安くという場合は陶器の洋瓦という風にご予算とご要望に合わせてご提案させていただきます。ただ、新築の場合は野地がすきっとしてますが、葺き替えの場合は波波していますので、あらかじめ波波した瓦を提案させていただき、野地の波波を目の錯覚で目立たせなくする工夫も行っています。

当社の方からお伝えするのは、材料と形状、勾配に対応できるかどうか、そして重量と値段ですので、色はお施主さんの好みをご自由にお選びいただけます。また、混ぜ葺きに関しましてもご要望がありましたら、現物を取り寄せてのご対応をさせていただきます。


もう1点。当社が大切にしているのは、出来るだけ長持ちする施工を行うということ。瓦であっても、板金屋根にしても勾配は必ずつきものです。雨を流す、瓦屋根の場合は重ねで雨を受ける、そして軒先をすかっと切る。この「流す、受け